![PROUD DISTILLERY 富士御殿場蒸溜所の多彩な原酒づくり](../images/sc1_bttl.png)
![72年、世界でも類を見ないウイスキーのプロジェクトが御殿場で始まりました。英国シーバスブラザーズ社、米国シーグラム社、そしてキリンビール。ウイスキーの蒸留技術を国境を越えて結集し、これまでの常識にとらわれない新しいウイスキーを日本からつくり出していこうという3社の思いが結実して始まり、18年で45周年を迎える今も、その想いは受け継がれています。](../images/sc1_txt.png)
72年、世界でも類を見ない
ウイスキーのプロジェクトが御殿場で始まりました。
英国シーバスブラザーズ社、米国シーグラム社、
そしてキリンビール。
ウイスキーの蒸留技術を国境を越えて結集し、
これまでの常識にとらわれない新しいウイスキーを
日本からつくり出していこうという3社の思いが
結実して始まり、18年で45周年を迎える今も、
その想いは受け継がれています。
![質の高いモルト/グレーンをつくる世界でも稀有な蒸溜所](images/lsc1_bttl.jpg)
富士御殿場蒸溜所は、モルトとグレーン、2つの原酒をひとつの蒸溜所で蒸留する、
世界でも稀有な試みによって、独自のウイスキー哲学を醸成してきました。
設立当初からグレーンウイスキーの自社生産にこだわり、
一般的なライトタイプのグレーンウイスキーだけでなく、
ミディアムタイプ、ヘビータイプと、香味豊かなグレーンウイスキーをつくり続けています。
富士御殿場蒸溜所は、モルトとグレーン、
2つの原酒をひとつの蒸溜所で蒸留する、
世界でも稀有な試みによって、
独自のウイスキー哲学を醸成してきました。
設立当初からグレーンウイスキーの
自社生産にこだわり、一般的な
ライトタイプのグレーンウイスキーだけでなく、
ミディアムタイプ、ヘビータイプと、
香味豊かなグレーンウイスキーを
つくり続けています。
![味わいを決定づける「キーグレーン」](images/lsc2_bttl.jpg)
モルトウイスキーでは、味わいを決定づけるモルトを「キーモルト」と呼びますが、
富士御殿場蒸溜所ではグレーンウイスキーも味わいを決定づけると考え、
「キーグレーン」と位置づけています。
香味豊かなグレーンウイスキーを熟成させると、柔らかいグレーン独特の味わい、甘みや果実香が感じられます。
近年は、世界的にもグレーンウイスキーが評価され始めています。
モルトウイスキーでは、味わいを決定づけるモルトを
「キーモルト」と呼びますが、
富士御殿場蒸溜所ではグレーンウイスキーも
味わいを決定づけると考え、
「キーグレーン」と位置づけています。
香味豊かなグレーンウイスキーを熟成させると、
柔らかいグレーン独特の味わい、
甘みや果実香が感じられます。
近年は、世界的にもグレーンウイスキーが
評価され始めています。
![3つの蒸留方法へのこだわり](images/lsc3_bttl.jpg)
一般にグレーンウイスキーの蒸留には、
安定した品質でつくりやすいマルチカラム (多塔連続式蒸留機 )が使用されています。
富士御殿場蒸溜所では、この蒸留機に加え、ケトル (バッチ式蒸留器 )、ダブラーという日本では珍しい蒸留器も併用し、
複数の蒸留器を使うことで、それぞれ特長の違うグレーンウイスキーをつくっています。
この個性あるグレーンウイスキーが、モルトウイスキーと出会ったときに
「澄んだ味わいの中に広がる甘い樽熟香」という理想を生み出すのです。
一般にグレーンウイスキーの蒸留には、
安定した品質でつくりやすい
マルチカラム (多塔連続式蒸留機 )が
使用されています。
富士御殿場蒸溜所では、この蒸留機に加え、
ケトル (バッチ式蒸留器 )、ダブラーという
日本では珍しい蒸留器も併用し、
複数の蒸留器を使うことで、それぞれ
特長の違うグレーンウイスキーをつくっています。
この個性あるグレーンウイスキーが、
モルトウイスキーと出会ったときに
「澄んだ味わいの中に広がる甘い樽熟香」という
理想を生み出すのです。
画像左から、マルチカラム(多塔連続式蒸留機)、ケトル(バッチ式蒸留器)、ダブラー。
画像上から、マルチカラム(多塔連続式蒸留機)、ケトル(バッチ式蒸留器)、ダブラー。